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呼吸器内科


気管支ぜんそく

気管支ぜんそくでは、空気の通り道の慢性炎症が常にあり気管支がやや狭くなっています。このような気管支は過敏でホコリ、タバコ、ストレスなどのわずかな刺激で気管支がさらに狭くなりヒューヒュー・ゼーゼーという呼吸音が聞こえる様になります。咳がひどくなったり、呼吸困難が出現することもあります。症状は夜中や早朝に悪化することが多く、季節や年により症状が変動することもあります。ぜんそくの方は発作による息苦しさを最もつらく感じます。治療はこのようにつらいときの薬もありますが、発作が起こらないように予防的にステロイド吸入薬を吸入することが最も大切です。


慢性閉塞性肺疾患(COPD)

COPDとは、タバコなどの有害物質を長期に吸引することで生じた肺の炎症性疾患の事で、通常進行性に徐々に悪化する病気です。症状としては、労作時呼吸困難、慢性の咳、痰がありますが、症状に乏しいこともあります。住民調査によるCOPD疫学調査では、40歳以上の8.6%(人口にすると540万人)がCOPDをわずらっていることになります。2011年COPDと診断された患者数は22万人でした。つまり約500万人以上はCOPDにもかかわらず病院を受診していないことになります。年のせいで息苦さや咳・痰がでるのだろうと自己判断している方が相当数いることになります。また病院を受診しても診断がつかないことも多々あります。2013年COPDによる死亡者数は16,443人であり、年々増加し2030年には30%も増加することが予想されています。

またCOPDは栄養障害、心血管系疾患、骨粗鬆症、うつ病、糖尿病、肺癌などとの関連が知られており、全身性疾患としてとらえることが重要です。

診断は肺機能検査で行われます。また気管支喘息との鑑別に呼気一酸化窒素濃度(FeNO)がかなり役立ちます。

治療は禁煙が最も重要です。禁煙はCOPDの発症リスクを減少させ、進行を抑制する最も効果的で経済的な方法であるとされている。禁煙したCOPDの患者様に比較し、喫煙している方では進行速度は2倍といわれています。禁煙の上行われる治療は、吸入薬などの薬物療法になります。さらに病気の段階が進むと酸素療法、補助換気療法、外科療法などが考慮されます。


肺癌

肺癌の場合症状が出てしまうと進行している場合が多いため、定期的な検診が重要となってきます。検査としては胸部レントゲン、喀痰細胞診(タバコを長年吸われている方)あるいは低線量CTも最近行われることが多くなってきました。

治療 手術、化学療法(細胞障害性抗がん剤、分子標的薬)、放射線療法を基本としています。早期肺癌に関しては、手術が第1選択とされています。何らかの理由で手術を受けられない早期肺癌に対して、放射線療法単独、放射線療法+化学療法併用が行われます。化学療法に関しては肺癌の進行度や癌の種類・遺伝子異常などにより、最近ではテーラーメードな治療が行われるようになってきました。以前は肺癌の治療を行う場合小細胞肺癌か非小細胞肺癌かの区別が重要でした。最近では分子標的治療や免疫療法が進歩してきたため、非小細胞肺癌だけでは治療を選択できず、扁平上皮癌か非扁平上皮癌かを区別する必要が出てきてます。さらにEGFRなどの遺伝子異常の有無、PDL-1が陽性かどうかを検討し、その患者に最も効果が期待できる治療法が選択されるようになってきました。抗がん剤治療は以前に比較し副作用もかなり軽減されてきています。免疫療法に関しても、かなりの症例数が集積されてきましたので、薬剤使用のノウハウがかなり判明してきています。薬物による痛みコントロールがうまくいかない場合、放射線治療が奏功する場合もあります。


喫煙

喫煙は肺癌だけでなく、口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、食道癌、胃癌、肝癌、膵癌、腎癌、膀胱癌など多くのがんとの関連があることが判明しています。心筋梗塞や狭心症、脳卒中、閉塞性肺疾患などの呼吸器の病気の原因となります。

タバコを吸う人の割合は減少傾向にあり、男性の約30%、女性の約10%の方がまだ喫煙しています

禁煙

喫煙者の中にはタバコを常々やめたいと思っている人も多くいます。タバコをやめたいと考えている人は約30%で、本数を減らしたい人を合わせると半数以上います。

タバコにはかなり依存性が強いニコチンが含まれています。この依存性は麻薬にも劣らないほど強いものです。そのため禁煙のためには支援が必要と考えられます。喫煙者の3割が禁煙を試みるも、1年以上の禁煙に成功するのは1~3%との報告があります。禁煙成功のカギはカウンセリングと薬物療法です。保険治療による禁煙治療で、治療終了時約75%、9ヶ月後でも約50%の方が禁煙に成功しています。禁煙治療は12週間(その期間中5回診察)で終了します。



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